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ウォールナット材料の産地とその特徴について 

ウォールナット材料の産地とその特徴について

様々な家具に使用される、ウォールナット材。その美しい木肌と色調は非常に人気が高く、もはや家具の定番材料と言っていい程になっています。

しかし、そんなウォールナット材の特徴や産地などの、踏み込んだ情報まで知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。そこで今回は、ウォールナット材のあれこれについてご紹介していきたいと思います。

ウォールナット材について

まず始めに、ウォールナットという木材について、ご紹介していきます。ウォールナットは、クルミ科クルミ属の落葉広葉樹で、日本では“クルミ”と呼ばれています。

ウォールナット材料の歴史

ウォールナット材を使用した家具は、1670年から1720年に人気を博し、調度品やアンティーク家具として作られるなど、富の象徴と言われていました。

今でこそ人気のウォールナット材ですが、50年前の日本では、外材と呼ばれ、あまり好まれていなかったようです。しかし、現在では家具や内装の材料として人気が高く評価されています。

ウォールナット材の産地

ウォールナット材は、アメリカが主産地の外材です。具体的には、アメリカ東部のミズーリ、オハイオ州あたり、及びカナダのオンタリオ州などで産出されているようです。

ウォールナットの材料としての性能

このウォールナットという材料は、”衝撃に強い”、”重厚で狂いが少ない”、”加工性や接着性に優れている”といったことから、高級家具材料や工芸材として大変優れた性質を数多く持ちあわせています。

ウォールナット材料の美しさ

その上木の色は褐色をしており、木肌や木目の美しさは歳を重ねるごとに味わい深く、艶やかになってゆきます。その落ち着いた色と雰囲気が、大変美しいというのが人気の理由になっています。

現代だけではなく、昔からウォールナット製品の人気は根強く、1600年代後半から1700年代初め頃までのヨーロッパ市場では「ウォールナットの時代」と呼ばれるほど持て囃され、ウォールナットの製品はヨーロッパ市場で大変な人気ぶりだったようです。

世界三大銘木のひとつ

こういった材料としての優れた性質や見た目の美しさから「ウォールナット」は「チーク」、「マホガニー」と並んで世界三大銘木という、世界で三本の指に入る銘木のひとつとして数えられています。

材料の減少

しかし皮肉なことにその人気による需要の高さから、伐採が行われ続けた結果資源が少なくなっているというのが現状です。そのため良質な幅の広い材料などの調達が困難で、現代ではウォールナット材は高級木材となってしまいました。

ウォールナット材料を使用した家具の購入をお考えの方に

ウォールナットという木材について、産地や特徴などを簡単にご紹介させていただきました。世界三大銘木に数えられるにはそれだけの理由が有る、ということを知っていただけたかと思います。

今回のご紹介でもし興味をお持ちいただけたのであれば、是非ウォールナット家具の購入をご検討してみてはいかがでしょうか。NOLSIAではウォールナット材を使用した様々な家具をご用意しております。

フルオーダー、セミオーダーが可能な商品もございますので、不明な点がありましたらお気軽にご連絡くださいませ。

オーダー家具と雑貨のセレクトショップNOLSIA(ノルシア)


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(画像より各ページへ移動できます)


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